2ntブログ

あの日  ~そして~

鞭に耐えられないわけではなかった。
でも もう 「いや」も言えず
涙と鼻水が流れ出る

SのSさんが
「口を開けろ。」
と言う。
Sさんの言うことなんて聞きたくない。
「口を開けろ。」
声が大きく 強い口調になる。
口なんか 開けない!

スリップをめくられ 胸があらわになる・・・
「口を開けろ。それとも乳首に鞭か?」
選択肢はなかった
口を開けるしかなかった

主様・・・

「そうだ。」


「乳首いくぞ。いいな」


はぁ!?それともって言ったじゃん!結局両方するの!?
何度も意志を問われたけど 頷くことはできなかった。

「いくぞ。」
そう言って鞭打った

「いくぞ。」
そう言って鞭打った

何回打たれたかわからない
痛くて我慢できない訳じゃない
勝手に傷つけることに我慢できなかった

誰も止めない
むしろ やらせたい Aさん・・・



line

あの日   ~標的~

縄は解かれ拘束されない身となったのもつかの間

いきなりAさんが「こうすると縄なしでも簡単に拘束できる。」
そう 言って私の腕を後ろ手に持つ。
そして 初めてあったときのように
髪を後ろに引っ張った。

もう、私は何もできない。
抵抗することができない。

Aさんは、私を連れていすに座り
膝の上に私を座らせた。Rさんが乗せたように。
そしてAさんは自分の脚を少しずつ開いていき、
両開きに乗せた私の脚も全開になってしまった。
つまり・・・いすに座ったAさんの両腕と両脚で
私の身体は全て拘束された

身動きできないM女を前に
sのSさん、元Mの縛り手さん、女装子さん、Tさんに
弄ばれる
腕 首 耳 太もも 必要に触れられる
そのうちに はえたたきのようなもので太ももを打たれる

そんなの嫌
主様でも、Aさんでもない人に
私の身体を弄られるのは嫌
Aさんは、私が他の人に弄られていても平気?
守ってくれるんじゃないの!?
っていうか 弄らせているのは当のAさん

Aさんは私が責められて「いやっ!」っていう声と
責められて嫌がっている顔を欲していたのかもしれない
line

あの日  ~暴走~

今思うと 
蝋で声を出してしまったことで
Aさんに火を付けてしまったのではないかと思う。

ビニールシートの上から解放されると
みんなは、そこで一段落

でも、Aさんは終わってはいなかった。
蝋の時は、Aさんは私を抱いていただけだったから?
私の両脚の間に縄を通す。
二人きりの時は Aさんも好きに私を責めるけど
みんなのいるところでは縛るだけだったのに・・・
生まれて初めて股間に縄を通された。
そして その縄の両端を吊り用の管に架けて固定する。
つま先立ちをしても 縄は食い込んでいて・・・
痛くて・・・
どのくらい耐えていたか・・・
涙が・・・
「Aさん、とって。」
やっとAさんに取っていただいた。

精神的には
蝋も股の縄も 何とかクリアできていた。
蝋の時はAさんに身体を預けていたし
股の縄は Aさんがしたことだったから

でも、
予想もしなかったことが・・・
line

あの日  ~本当の始まり~

私が縛られている間
手ぬぐいを巻かれていたので 見えなかったけど
蝋が使われていたらしい。
蝋には興味があったけど、自分にされるのは怖いので
「蝋のところ、見れなかった。見たかったなぁ。」
と元Mさん、今は縛り手さんに話すと
「やってあげるよ。」
「私じゃなくて、Rさんの見たかった。」
「大丈夫低温のだから。」
「怖いから無理。」
「そんなに熱くないよ。」

Sさんの集まりだからねぇ・・・
怖がったりしたら 恰好の餌食になってしまう
多分このときの嫌がりが
SさんたちのS心に火を付けてしまったのではないかと・・・

あっという間に Aさんに縛られ、ビニールシートの上に連れて行かれてしまう。
(Aさんだとついて行ってしまう私が不思議)
Aさんに顔を埋めて蝋を垂らされてしまう。
低温だって蝋は蝋 熱いに決まってる
Aさんに身体を預ける安心感と
腰に垂らされた熱い蝋
声が出ないわけはない
line

あの日   ~長い1日~2

仕事もあるから
早めに行って
早めに帰る予定だった。

何人か縛られていた。
単独の♂Tさんといつもはパートナーの奥様を連れていらっしゃるハード系の♂Sさんと
少し話をした。
SさんがしきりにTさんを私にけしかける。
Tさんに私を誘えと言うのだ。
Tさんは私の隣に来て脚を触る。辞めて欲しい けど 大人な(?)私はそうは言わない。
Aさんに目で訴える。
気がついてAさんが来てくれる。

オフ会では、私はAさん以外は無理。Aさん目的で来ているオフ会。
前にオフ会一の緊縛師Yさんに縛っていただいたことがあったけど
綺麗で早くて気持ちよく(縛って欲しいように)縛っていただけたけど
下手で(Yさんより)遅くて(Yさんより)私の想いとは違う縛りでも、
Aさんに縛ってもらう方が断然幸せ。

「今日は何着る?」そう言って私をその場から連れ去り
奥で抱きしめキスしてくれる。
Aさんが用意してくれた黒いレースのキャミとTバックに着替えた。
手ぬぐいで目隠しをされ 自分でもよくわからないけど
横吊りにされた。
自分は見えないのに、他の人から見られているのは結構恥ずかしく 感じる。
セミプロのYさんのような手際ではなかったから、腕と手首が悲鳴を上げていた。
女装子のRさんが気にしてくれていた。
優しくされると弱い私。
下ろしてもらった後も、
Rさんが、ずっと私のそばに。
そのうちに、
Rさんが、いすに座ったRさんの膝に乗るように言う。
えっ!ちょっと待って、
いくら女装子さんでも、男の人だよ。
必要とされるのが好きな 呼ばれるのが好きな私は
彼(彼女?)の膝の上に。
彼は「かわいい。かわいい。」と言いながら
私の腕を背中を脚を触る。
みんなに「ただのエロ親父ジャン。」と言われても
「ちがうもん。」と答えて辞めない。
Aさんはちらちらこちらを見ても
目で訴えても 女装こさんだから?
助けてくれない。
line

あの日    ~長い1日~

寂しかった

お会いできない寂しさ

会いたいけど
忙しくて会えない

それだけだったら
それほど寂しくない

主様が
私を
欲していない

だから
寂しい

主様からしたら
忙しくて
私のことまで
考えていられない
休みの日くらい
ゆっくりしたい
その程度だったのだと思う

けれど私は
私を欲してくださる主様を知ってしまっていた私は
お休みの日に2通の“おはよう”と“少し仕事したよ”のメールでは
もう
どうにもならない精神状態だった

そう
ちゃんと 言えば良かったのだろうか?
私がして欲しいから(メール等)してくださる では
嫌だった
私を 欲して欲しかった

元主に“必要のないものは 捨ててくださいませ”とメールしたことがあった
主様に“私は お役に立てるのでしょうか?”とメールしたことがあった

主様に
必要とされない
お役に立てない
呼ばれもしない
そんな私を
彼が
何度も
誘ってくれた



 
line

それから

初めてオフ会に参加する・・・見ていただけ
2月のオフ会を見に行く・・・鞭打たれてしまう
その間にも彼に会い 責めてもらった
お尻も 蝋も よくわからないいろいろなおもちゃも・・・
はじめは 緩い緊縛で安心していると
どんどん縄が加わり、身動きできなくなって
責められる
限界を超え
声も出なくなってしまうこともあった
それなのに
彼を絶つことができなかった

汚れてしまう自分
主様のものだから
汚したりなんて
してはいけないことなのに・・・


そして
あの日・・・



line

それは

まだ、元主とチャットをしていた頃だったと思う
お会いしてもいなかった

彼は主従ではなくプレイに興味があると言っていた

私は
プレイだけでは無理
好きな人でないと感じない
そう 信じていた
line

しばらくして ~私のM性~


しばらくして
彼は髪から手を離し
麻縄も解いてくれた。

けれども私は
生まれて初めて
こんなに乱暴に扱われて
ショックで
何も言えなかった。

胸の先についていたのは
鈴のついた黒い小さい輪だった
ホームセンターで買ったと言っていた
大きさがいろいろあるとも・・・

好きな人に
ご主人様だと思える方に
付けていただきたいと
憧れていた乳首のリングだった

そして彼にはパートナーが居るとも
きゃしゃできれいな人だった
きれいに彼が縛った画像を
見せていただいた
彼が時々お遊びをしたり
つまみ食いをしたりするのも
承知の上で
つきあっているらしい

不思議な感じがした
どきどきしていた
嫌じゃなかった
line

期間限定

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line

そして ~私のM性4~

そして 
車中で 着衣のまま 上半身だけ 縛られた・・・
緩い感覚 
これでは感じない
それなのに
いきなり
髪を掴んで引かれた
全く身動きがとれなかった

不思議だった
それまでも 縛られたことはあったのに
もっと自由だった

何の抵抗もできないまま
ブラウスははだかれ
胸はあらわになり
先に鈴のついた何かが付けられた
痛かった

ん?
感じていた!

私は髪を後ろに引かれ
上しか見えなかったから
何が付けられたかは よくわからなかった

胸の先は とても敏感で
嫌だと思ったときは ほんの少し触られただけで
痛くてたまらない
それなのに
あのとき
私は
感じていた
初めてあった人に
縛られ 髪を引っ張られ
身動きできない状態で
大事な胸を
弄られて・・・



今思うと・・・
あのとき
髪を掴まれたとき
私の顔にでた
恐怖の表情(と多分少しの幸せ顔)
それを見て
それまでの 普通の男性Aさんが
苦痛系Sのかおになっていた
line

それなのに  ~私のM性3~

私の前に現れた人
その人も 緊縛が好きだった

緊縛に憧れがあると 私の想いを伝えてあった
縛られたいのか縛りたいのかわからない とも 言ってあった
主を求めていたのもあったから
人の集まるオフ会に行ってみたいと思ったけど
いきなり、大勢の人の中では不安だと話したら
まぁ、話だけでもと
お会いすることになった

駐車場で待ち合わせ
初めてあったとき
“この人に抱かれたい”そうは、思わなかった
車に誘われる
心配と好奇心が半々
好きな人ではなかったから 抱かれるのは嫌だった
大丈夫だろうと 車に乗る
車中、プレイに興味があるのか、主従に興味があるのか聞かれた
そのときは、もちろん“主従”だったはずなのに
わからないと答えていた。
ほとんど経験はなかったから
正直な気持ちだったかもしれない

人気の少ない別の駐車場で車を止め
たくさんの画像を見せていただいた
そして 
line

その頃   ~私のM性~

sm関係のブログやチャットをよく見るようになった。

主従というものに 憧れるようになった

好きな人に 想うようにされたい
ご主人様とよんでみたい
首輪をつけられたい
縛られたい
そうして欲しいと想うご主人様が欲しい
私を 優しくソフトにかわいがってくれる人
私に気持ちのいい快感を味わわせてくれる人
痛い・汚いでは感じない
前にブログに書いた 私の辛い顔ではなくて 
            気持ちよく感じている顔で感じる人

ご主人様と思う人に 縛られ 触れられたら 幸せかもしれない・・・


その頃、縛ってくださっていた人 ~縛られてもいいと思った人~
私が望めば、主になってくださると 言ってくださった
けれど 私は その方々(数人いらした)に全てを託したいと
思えなかった

全てを託して
縛られて 
優しく愛撫されたら

それが
その頃の
私の憧れだった
line

私のM性

子供の頃 
兄の持っていたH雑誌に
縛られた女性の画像があった
すごく嫌で
本当に変態だと思った

大人になって
H雑誌や H動画を見たけど
恋愛ものの 優しいものしか
見なかった

ネットを自由に見るようになってからも
しばらくは 優しく愛撫する動画を見ていた

それが 数年前から
縛られた女性の画像に目が釘付けになっていた
そんなの嫌だ そう 想いながら
けれど その 縛られた乳房は美しく
女性の表情が 何とも 幸せそうなことに 気がついた
縛られた女性は 苦痛ではなく 快感に 眉をひそめていた

縛られたら 気持ちいいのだろうか
そう 思うようになった
好きな人に 縛られたら 幸せかもしれない
好きな人は居たけど 濃厚なHはするけど しばったりは しない

そのうちに 縛ってくれるという人ができた
何人かの人に 縛ってもらったことがある
気持ちよかったけど
それだけ
それ以外のことをされるのは嫌だった
肌に触れられたり
肌に触れるよう言われたりするのは
嫌だった

line

ときどき

ものすごく
Hな気分になる
多分 生理の前なのだと思う

以前に自分で撮った局部の画像
普通の時は
 よくこんなの撮ったなぁ・・・
 欲求不満の塊みたい
他人事のように変態を見る目でみる

けれど 
もっと もっと めちゃめちゃにして欲しいときが
ときどきある

line

舐尿

~5回目の逢瀬~と今の想い


「流してしまうの もったいない。」
そう申し上げると
「飲みたかったか?」
そうおっしゃって 笑われる
「はい。」
飲めるかどうかわからなかったけど
そう言っていた
「変態だな。」
そう言われた気がする
「○○様のは いただきたい。」
主様のは 何でも 嬉しい
それを、変態と呼ぶのなら 私は 変態だと思った

それから
休憩をした

そして 主様が
「おしっこするよ。来る?」
そう 言われ バスルームへ お供させていただく
「出るかな?」
そう おっしゃりながら 少しずつ 出してくださる
舌で その 放たれたものを 受け止めて 口の中へ 
しょっぱくて 苦くて 暖かくて 幸せで・・・
大事にのどの奥へと通すと ゴクンと 喉が鳴る
何口かいただいて
幸せな私





けれど
今思うに
あれは 私が望んだことを 主様が してくださった
すごーく嬉しいけど
何か 少し違う気もする
主様の したいように していただきたい
私が 望むから してくださるのではなくて
贅沢なことなのだろうか?

主様はメールやチャットで
「どうして欲しい?」
そう聞かれることがある
「○○様が されたいように していただきたいです。」
「わかっているよ。でも、お前の想いをいってごらん。」
私は縛って欲しいことをお伝えすると
「次は 縛ろうな。」
そう 言ってくださる。

けれど、
今回も、縛りはなかったので
まぁ、私の想いと言うよりも
主様の想いで されているのだとは思うのだけど・・・


それと
主様は 
嫌がる私よりも
感じて 幸せな顔をしている私を 好まれているような気がする

line

初体験

~5回目の逢瀬より~

「お仕置きだな。こっちへ来なさい。」
そう 言われて バスルームへ 連れて行かれる

シャワーを床の全面にかけて
「そこへ横になりなさい。」
そして
タイルに横になった私の顔に
主様が足を載せる
あっ! 

主様はされないと思っていた

ホテルの床にさえ私を座らせたりなさらない
座らせるときは 必ず シーツを下に敷いてくださる
だから、足を私の顔の上に置くことは
無いと思っていた

それから 
私の身体に
放尿された

顔を踏まれ
おしっこをかけられ
私は 幸せの絶頂だった

けれど主は
踏むときも かけるときも
いつもの主様にはない 時間の空白があった
私を見てくださっていた
初めてのことだったから
 
放尿が終わり
主様が 優しくシャワーをかけてくださる
それはそれで 嬉しかったけど
「流してしまうの もったいない。」
そう言っていた。
line

失敗

~5回目の逢瀬より~

シャワーを使わせていただくと
「こっちへ来なさい。」
そう言われてソファーに腰掛けている主様の前に立つ
「もっと近くに来て座りなさい。」
主様の足の間に入って正座をする。
大きな手が私の頭に来て主の左の腿に頬を付けさせてくださる。
主様の腿と私の頬が触れる感触
目の前には下着の下から膨らんだものが・・・
何とも幸せな時間
「含んでもいいよ。」
お許しをいただき口に含ませていただく
そして私の両方の手は主様の乳首を感じていた

ベッドに上がるように言われ
主様が私の身体に触れてくださる
乳首を舐めて吸われて
クリを舐めて吸われて
「見ろ!クリを舐められるところちゃんと見てろ!!」
無理です 主様 目を開けていられない
恥ずかしいのと 気持ちいいのと・・・
次に 電マでクリを責めてくださり
主様の指が私の中に・・・
「どうした? 気持ちいいのか? 勝手に逝くなよ!」
「逝くときには 言えよ!」


けれど、私は 逝く感覚が前もってわからず
気がついたときは 逝った後だった

「どうした? 逝っちゃったのか?」
「申し訳ありません。」
呆れた顔の主様 
「お前、本当に逝く前に言えないなぁ。」
「すみません。」
主様は、ため息をつくと
「お仕置きだな。こっちへ来なさい。」
そうおっしゃって バスルームへ連れて行かれる
line

5回目の逢瀬

部屋に入ると 服を脱ぐようおっしゃる
けれど・・・
間が開いてしまったせいか
恥ずかしくて
時間がかかってしまう
主様に「早く」と言われてしまう
新幹線の中で、パンツ脱げって言われると思って 待ってた?
えっ!?そんなっ!!
そんなこと思っていません!ではなくて
そんなこと どうしてわかってしまうんですか!?
主様の意地悪!

俺の大事な身体、ちゃんとメンテしてた?
そう聞かれて 余計に 脱げない
だって・・・太ってしまった
こんなおなか見せられない
けれど
主様は
きれいな身体
そう おっしゃってくださる
嬉しくて 情けなくて 残念で
この次お逢いするときはおなかもちゃんと主様のお好みに

濡れてないじゃん!何で濡れてない?
 ん?濡れてる?濡れてるのか?

主様 恥ずかしい・・・

確かに
“慣れ”てきていると思う
けれど 慣れた から どきどきしない訳ではない
“どうしよう どうしよう どうしよう 
 帰ろうか 進もうか”
そんな風には思わなくなったし
ずーっとお逢いできなかったから
寂しくて寂しくて お逢いしたくてお逢いしたくて
だから “やっぱりやめて帰ろう”という
選択肢はなくなっていた

ただ
新幹線の中では
窓に映る風景をじーっと見ていた
他のことは考えたくなかった
仕事や家族のことはもちろん
これから起こるかもしれないことを想像するのは
嫌だった
二人のことは
主様が先導してくださる
だから 私が想像するのは いや
景色を見て さすがの私も濡らしたりしない
けれど
主とお逢いすることは確かで
嬉しくて どきどきは していた

line

再会

改札が目に入ると
前に進めなくなってしまった

嬉しさと
どきどきと

どきどきがどんどん大きくなって・・・
改札の向こうに たくさんの待ち人
あの中に 主様がいらっしゃるのだろうか・・・
お待たせしてはいけない
でも・・・

人の波の一番最後についていく
改札を出て
一通り見渡したけど
見つけることはできなかった
きょろきょろするのが恥ずかしくて
下を向く
ふいに
「あついねぇ。」
見上げると
主様は もう 向きを変えて 歩き始めてる
慌てて後を追う
先に見つけていただいた嬉しさと
先に見つけられなかった残念な気持ち
ジーンズ姿の主様 カジュアルスタイルも素敵
「昼は? おなかすいてる?」
首を横に振るのがやっと
「いいの? ケーキは?」
首を振るのがやっと
「早かったね。もう、慣れた?」
えっ? 化粧室にもちゃんと寄ってきたのに・・・早かった?
そう言えば はじめの頃は 何度も化粧室に行った 
駅に着くたびに 化粧室の表示があるたびに 入って 気持ちを落ち着けていた
迷いがあって 足取りも重く・・・
あの日は 改札の前に来るまでは 結構順調だった
「もう、余裕?迷わなかった?」
「アドバイスをいただいたので。」
「コンビニとモスとどっちがいい?」
「お任せします。」
「どっち?俺が聞いてるの!」
言葉は乱暴だけど お優しい主様

コンビニで飲み物と少しおやつを買って
歩く
初めての時もコンビニに寄ったけど
今回はちゃんと、何にしようか 自分で選んでいた
ちょっと余裕?
照りつける太陽
高い湿度
ほどなく
ホテルへ
やっぱり 足取りが 重くなってしまう
でも 主は どんどん先へ
まぁ、待っていてもらっても困るけど・・・
置いて行かれないように 前に進むしかない
エレベーターで待っていてくださる
急いで乗ると
瞬時に乳首に手が伸びる
驚きと 恥ずかしさと 嬉しさと・・・
line

願い

~5回目の逢瀬より~

お逢いするのは次の日に決まっていたけど
やはり 今日の方が 出やすい

長くおそばにいたくて
私から 翌日にお願いしていたけど
朝早くから 今日でもいいかとメールをした

もう、予定を組まれてしまったかもしれない
いつもの休日のように お昼まで休まれているかもしれない
でも
今日なら 家人がいない
自分のペースで支度をして 自分のペースで 家を出ることができる
明日 家人がみんな居る中で 主に会う支度をして出かけるのは 危険でもある

そして
いつもメールをいただく時間に主から いいよ と御返事が

やったぁ!
待ち合わせの時刻を決めて
急いで支度をする
時間は十分あると思っていたものの
服も下着も決めていなかったから
少し ファッションショーをしていたら
太った身体に合う服が なかなか 見つけられない・・・
そうこうするうちに
部活の予定が変更になった娘が帰宅!!
えっ!? 何で帰ってくるの!?
でも、約束の時間は待ってはくれない
帰宅した娘の相手もほどほどに
家を出た

新幹線は 思いの外混んでいて 自由席は通路まで人がいっぱい
立っているのは嫌だった
ゆっくり 落ち着いて 会いに行きたい
指定席で 主にメール 新幹線に乗りました
けれど 主からお返事はなかった
お忙しいのかしら
奥様と過ごされているの?
私のことは あまり気にしていただけていない?
今日じゃない方が 良かったのかな?
無理をさせてしまったのかな?
どきどき感よりも 心配な気持ち
到着の少し前に メールをいただく
○○駅まで来れる?
地図を見て はいと返事をさせていただく

新幹線を降り
降りた報告をして
化粧室で 身なりの確認
ほどなく 主から ○○線の○○行きだよ
とメールが届く
やっぱり いつもの 優しい主
自分でもちゃんと行けるけど
主のアドバイスで 心配はゼロに
そして 嬉しさは いっぱいに
1駅 2駅  ここは2回目の時降りた駅・・・
そして 待ち合わせの駅に
○○駅到着ですメールして電車を降りる
えっ!?出口はどこ?
あたふたしていると
○○改札口で待ってる
よかった!
はい。
そうメールして
出口に向かった
line

主に

お逢いできる



けれど・・・
line

主が

こんなに 好きなのに・・・
line

汚れた身体

主様

どんなに叫んでも

主はいない

主は奥様と奥様のご両親と避暑地へゴルフ旅行

メールはいくらでもしていいとおっしゃったけど

楽しまれている主に

“寂しい”

とは 打てない

誰かにすがりたかった



そんな私に飴を配る人が居た

縄のオフ会のお誘い

見るだけ
そう 見るだけで 気が晴れる

私の足は オフ会へ向いていた

line

Hサイトを

見ていたことが 主人に知られてしまった

そのとたん、主人の態度が・・・
「今日、いい?」
頷くしかなかった

部屋に入って 主人がシャワーを浴びて・・・

初めての時のことを思い出した

あのときも 私の頭の中には別の人が・・・元彼・・・
主人とつきあい始めても元彼への想いは消えることはなかった
だから、抱かれるとわかっていた日
ずっと元彼に電話したくて・・・
「抱かれてしまう 抱かれるのは嫌
 お願い 早く迎えに来て。」

そう 言いたかった時のことを 思い出した

主様・・・
抱かれてしまう 主の大事な身体 

どんなに主のことを思っていても
主が迎えに来てくれるわけではなく
主人は私を後ろから抱きしめる

頭は主様なのに 主人の愛撫に身体が反応してしまう
さすがに 年を重ねてきただけのことはある
どこを どう責めたら 弱いのか 心得ている
でも 頭の中は主様だから・・・旦那に犯されている感じ

主様・・・どんなに叫んでも
主は奥様と奥様のご両親と避暑地へゴルフ旅行へ・・・

line

不倫

午前中 大事な会議を無事終えた主様から メール

夜は チームの応援とのこと

ふぅん そういうことがあるんだ

!と思った次の瞬間

奥様と一緒っ!?って


別れていないってことは

別れたいと思っていないってこと。

つまり・・・その関係を継続したい→その関係を大事にしたい

つまり・・・大事な人ってこと

主にとって大事な人

主の大事な人が嫌な思いをする 私が主と会ったりしたら

だから

だから 会っていただけない?

あっ やばい 苦しい
line

逢瀬を

私の都合で

延期させていただいた。

行けないわけではなかったけど

無理したくなかった。

無理をして

次になかなか逢えなくなってしまうのが

心配だった。

あんなに

待ち望んでいたのに



涙は

どこから出てくるの?

怖くて

自分の気持ちと

ちゃんと向かい合えない

何も考えられない

考えるのが怖い

それでも

涙だけは

とどまることを知らない



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プロフィール

tomo196

Author:tomo196
大好きで 大切な 主とのことを
綴っておきたい

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