そうやって ~6回目の逢瀬~
一人の夜は
ときどき目が覚めて
目の前を通り過ぎていくオリンピック中継と
頭から離れない「2番は 家族。」という言葉
また微睡んで
気がついたら
いつも起きる時刻
部屋の中は 主様が出られたときと 変わっていないけど
外はもう明るいんだろうなぁ・・・
時間は私の心を待っていてはくれない
メールを確認するのがイヤだった
見ても メールが来ていないと 見る前より 落ち込む
お休みメールも おはようメールも いただけない
起きる必要も 化粧する必要も ない
おなかもすいていない
オリンピック中継は
相変わらず私の目の前を通過していった
帰りの新幹線で 独りぼーっとしている自分を想像する
何も食べないで帰るのは 寂しいので 何か口に入れてから
と 思ったけど ホテルの朝食は ちょっと高い
ホテルを出て 近くの喫茶店でモーニングを頼んだ
時刻を見たくてi phoneを開き
昨日いただいたメールを読み返そうとしたら・・・・
・・・・・・・
昨夜 さよならをしてほどなく 主様から メールが入っていた!!
2通も・・・・・