2ntブログ

ご主人様ができました(2)

あっという間に 離れて行ってしまう
はぐれないように 必死でついて行く
「お茶しよう。」
そう言ってカフェを探したけれど
たばこの吸える店は近くにはなかった
「場所を変えよう。切符は持ってるでしょ。」
そう言って電車に乗った
2駅くらいだったかな
「何でうつむく?」とか
「いつもはそんなんじゃないんでしょ?」
そう言われたような気がする
「時間もないから 入るよ。何か飲むものを買っていこう。」
コンビニに寄ったけど 買うものが見つからない
頭の中が真っ白だった

初めてあった人といきなりホテルに入る
信じられない
でも 嫌なわけではなかった
この人は 私のこと どう思っているのだろう
「君か」ってどういうこと?
それが知りたかった
私はこの人に付いて行きたいと思っていた

ホテルに入ると手を洗うように言われた
えっ!?神経質?
食べ物も買ったから食べる前には手を洗うと言えばそうだけど
この後も、何度も彼は手を洗っていた

TVをつけて
「時間だから 食べよう お腹空いてないかもだけど。」
そう言って食べ始める
彼はチャンネルを変えていたけど 留めたので
私も見始めたら いきなり切った
???? 
「TVばっかり見てるから。」
TV見ちゃダメだったの?

私はおにぎりを一口口の中に入れた
それだけ飲み込むのが精一杯だった
お茶を少し飲んだ

今思うと 
彼は良く私を見ていた
真っ白だった私の頭の中にTV番組が入ってきたことに
彼はすぐに気がついた
それから
やっぱりSだと思った
ひとがTV見始めたら 普通消さないでしょう!!

それから彼は言った
「入ったけど 嫌だったら 別にしなくていいんだよ。」
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tomo196

Author:tomo196
大好きで 大切な 主とのことを
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