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元主

昨年の夏頃
知り合いに教えていただいた sm系チャット
始めは 入室しても 指が震えて ほとんど 言葉は打てなかった
それが・・・夏も終わる頃
よく見かけるお名前 待期メッセージがソフトで そそられた
あの方は優しく落ち着いた 私の知らない世界の 先導者だった
信頼関係、私の気持ちを大切にしてくださる方
もう一度 お話ししたい 離れられない 初めての時から そう 思った
夜中から朝方まで 何時間も 二人で 一緒の時を過ごし
数日後 奴隷にしていただきたいと 言っていた

それからも毎日チャットで話をして
あるとき 元主に 逢いたいと 言った
緊縛に憧れていたことを知っていたので
綺麗に縛ってくださると おっしゃった
でも 何か違う感じがして
ご挨拶だけするために 行きたいと 言った
その時点で 元主は 私の毎日の下着の管理をされ
私は毎日身体に 元主のお名前を 書いていた

その日 緊張して 待ち合わせ場所に向かう
言われた改札を出て コーヒーショップまで来ても
中には入れなかった
どのくらい待たせてしまったか 店の外にいるとメールした
すぐに迎えに来てくれた方 背が高く無愛想だった
店内に入ったけど コーヒーも飲めず 一言もしゃべることができなかった
店を出て どうするか相談 結局 横浜の街を歩くことに
元主が 手を取ってくださり 電車のホームへ向かう
二人で電車に乗って隣に座ったら 落ち着いて お互いのふつーの話を たくさんした。
あっという間に中華街

たくさんの人
どこへ行っても行列
二人で半分ずつ食べた豚まん
いろいろな国の香りがした山下公園
やっぱり人だらけの赤レンガ倉庫 飲み物さえなかなか買えなかった
観覧車目的で行ったコスモワールド 持ち時間が長すぎで 断念
新横浜へ戻る駅のホームで 私の顔を両手で包むまで
ずっと 手をつないで いてくださった
「俺の名前 書いてあるの?」
耳元で そうささやかれ 私は 大照れで
もう元主の顔を見ることができなかった

新幹線に乗る前に 
もう一度コーヒーショップによって
たくさん 笑顔を見せていただいた
元主に逢える駅 次はきっと ここで逢える
そう思っていた  
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