それでも
（4回目の逢瀬より）
いつもの出勤の時刻には起きて
シャワーを浴び
前日食べられなかったおにぎりとスープを食べて
歯を磨き
化粧をして
ストッキングと下着を身につける
そして
携帯の着信
「今 行くよ。」
いつもの出勤の時刻には起きて
シャワーを浴び
前日食べられなかったおにぎりとスープを食べて
歯を磨き
化粧をして
ストッキングと下着を身につける
そして
携帯の着信
「今 行くよ。」
あれから
（4回目の逢瀬より）
もう、○週間
「帰られるのですか？」
「うん」
えっ！マジ！？
本当に帰っちゃうの！？
せっかく予約しなおしたのに？
私を置いていくの？
置いてかれちゃうの？
私も帰る！！
今の私だったら
本当に帰っちゃうかも
置いて行かれるのは嫌だし
二人で過ごせると思っていた楽しみを
奪う主に 抵抗したい
けれどあの時は
「今一緒にいるより、明日来た方が長く一緒にいられる。」
「帰ったらメールするよ。」
「起きたらメールしてね。」
その言葉を信じ
主語を“私”でなくし
“主”にして
広すぎる部屋を 満喫することを 喜ぼうとしていた
そんな夜が嘘のよう
朝は眠くて眠くて・・・
こんな姿 主に見せられない・・・
風の強い朝だった
どんよりと雲って
桜のつぼみはまだ堅いはずだったけど
ひらひらと 花びらが 風に舞った
もう少し先だったら 桜に囲まれるんだろうな・・・
もう、○週間
「帰られるのですか？」
「うん」
えっ！マジ！？
本当に帰っちゃうの！？
せっかく予約しなおしたのに？
私を置いていくの？
置いてかれちゃうの？
私も帰る！！
今の私だったら
本当に帰っちゃうかも
置いて行かれるのは嫌だし
二人で過ごせると思っていた楽しみを
奪う主に 抵抗したい
けれどあの時は
「今一緒にいるより、明日来た方が長く一緒にいられる。」
「帰ったらメールするよ。」
「起きたらメールしてね。」
その言葉を信じ
主語を“私”でなくし
“主”にして
広すぎる部屋を 満喫することを 喜ぼうとしていた
そんな夜が嘘のよう
朝は眠くて眠くて・・・
こんな姿 主に見せられない・・・
風の強い朝だった
どんよりと雲って
桜のつぼみはまだ堅いはずだったけど
ひらひらと 花びらが 風に舞った
もう少し先だったら 桜に囲まれるんだろうな・・・
なかなか
生えそろわない
けっこう 剃っちゃったから・・・
お風呂にも行けない！
誘われたら どうしよう・・・
真っ暗なら 大丈夫か・・・
やだなぁ・・・
誘うなオーラを出しておかないと・・・
それでも
少しずつ
伸びてるんだよなぁ・・・
だんだん
元に戻ってしまう
何事もなかったように
それが
イヤ
けっこう 剃っちゃったから・・・
お風呂にも行けない！
誘われたら どうしよう・・・
真っ暗なら 大丈夫か・・・
やだなぁ・・・
誘うなオーラを出しておかないと・・・
それでも
少しずつ
伸びてるんだよなぁ・・・
だんだん
元に戻ってしまう
何事もなかったように
それが
イヤ
line
